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2013年7月 2日 (火)

2013年6月の読書メーター

久々の恒川光太郎作品は、少し物足りない印象はあったものの、やっぱり面白かった。
ずっと読みたいと思っていたSF古典「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」は、古臭さを感じさせない秀作。でも、万人には薦めにくい印象。
ジョン・クラッセンの絵本2冊は気まぐれに手を出したんだけど、予想外にシュールで良かった。他にも作品出してないかな。
「旅者の歌」はハンパだったなぁ。続きを含めて、ちゃんと本になってから読みなおそう。



2013年6月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:1872ページ
ナイス数:249ナイス

ソード・ワールド2.0リプレイfrom USA9  闇塔閻舞 -ダンスマカブル- (富士見ドラゴンブック)ソード・ワールド2.0リプレイfrom USA9 闇塔閻舞 -ダンスマカブル- (富士見ドラゴンブック)感想
さすがにみんなすっかりキャラが定着したなぁと思いつつ、ここにきてクリフがヘタれたり、エリヤが天然ボケかましたりとかありますが(^^; 前巻からひっぱりましたが、ようやく兄貴との決着もつき、いよいよ次巻がラストですか。長かったような、早かったような。振り返ってみると、ムチャクチャなGMという印象の裏で、他シリーズに無いような緻密なシナリオが準備してあったり、新しい試みを取り入れたり、かなり面白いシリーズになりました。
読了日:6月30日 著者:ベーテ・有理・黒崎,グループSNE

旅者の歌 第4回旅者の歌 第4回感想
SONY Reader Storeの独占配信。第三回までの進展具合から予想はしていましたが、序章というか、旅立ちの章というか、そういう感じの1つの章としての最終回という形でした。「後で語ろう」とされていた情報もまだ語られていないですし、この物語はちゃんとシリーズ化される…よね?(^^; 平和な国ばかりでは無い事(当然ですが)、各国にもシィフルと同じような言い伝えがある事、そして予想していなかった旅の仲間が増え、いよいよこれから!という所で終わってしまうため、かなり先が気になります。ある意味罠(笑)
読了日:6月26日 著者:小路幸也

旅者の歌 第3回旅者の歌 第3回感想
SONY Reader Storeの独占配信。これまではある意味善人しかいなかったのですが、ようやく敵対者が登場。と言っても試練的に淡々と描かれるのは変わらず。これは全編通して重要なシーン以外をバッサリ落とすという手法で描いている印象。(何も無ければ次のシーンへ、的な) それでも、第3回まででようやく旅の入口といった感じで、ほんとに次回で収束するんだろうか?と心配になります(^^; もう1つの旅者の役割が判明したところで、いよいよ最終回です。
読了日:6月22日 著者:小路幸也

旅者の歌 第2回旅者の歌 第2回感想
SONY Reader Storeの独占配信。今回は、残された親達の状況と、最初の目的地であるヌイの村までの道中記となります。突然子供を失った親達の心情と、世界を守るために話者として葛藤するグルム。まだ目指すべき場所すら見えないけれど、お互いの利点を活かしながら旅を続けるリョシャ達。短い回ではありますが、先を促される内容でした。しかし、全四回のわりにこのペース…。序章的な状態で終わりそうでちょっと恐い。
読了日:6月20日 著者:小路幸也

旅者の歌 第1回旅者の歌 第1回感想
SONY Reader Storeの独占(先行?)配信。文体が読者への語り口調になっているのが少し苦手なんですが、世界観が好みで面白い。21歳までの7の倍数の歳に、なぜか野獣に変化してしまう可能性のある世界。主人公ニィマールの親しい3人もの人物が野獣でも住者(人)でもない、離者となってしまう。まず、この導入からして非常に惹きこまれる。第1回はこの物語の世界観と、ニィマールが旅者(リョシャ)となって旅立つまでが描かれていて、もう先を読み進めたくてしかたなくなります(o゚▽゚)o
読了日:6月19日 著者:小路幸也

ちがうねんちがうねん感想
「どこいったん」と同じ作者という事で。こちらは最初から「悪い事をしてる」という前提があるので、だいたいオチ的には予想通りになるかと。それよりも、自分を納得させているかのような言い訳三昧と、静かに追いかけてくるおっきなさかなの圧迫感がメインでしょうね。シュールさはありますが、ブラック感は薄くて、ちょっと教訓めいたお話になってますね。
読了日:6月16日 著者:ジョン・クラッセン

どこいったんどこいったん感想
絵と関西弁が良い味を出してる絵本。嘘をついてると後ろめたさが行動に出ると…。オチがブラックというか、シュールと言うか(^^; なぁ、うさぎはどこいったん?
読了日:6月16日 著者:ジョン・クラッセン

アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))感想
SFの古典として有名ですが、やっと読みました。本作では、ロボットっぽい方のアンドロイドでは無く、有機体で作られた人工人間をアンドロイドとしています。「生き物を飼う」事に異様に執着するとか、共感とか、すんなり馴染める世界観では無かったですが、主人公の精神面の葛藤は秀逸。少しずつわかってくるアンドロイドの思考が徐々に恐ろしく感じるように。結末らしい結末を示さずに終わったのもいろいろ考えさせられて、良かったのか悪かったのか…。ある意味で哲学や宗教的な要素もあるので、人それぞれ印象が変わるんじゃないかな。
読了日:6月14日 著者:フィリップ・K・ディック

南の子供が夜いくところ (角川ホラー文庫)南の子供が夜いくところ (角川ホラー文庫)感想
最初の表題作を読んで、あれ?ほんとに恒川光太郎作品?と思ってしまったのですが、読み進むうちにやはり氏の作品だなと。ただ、全体的にホラー色が薄い印象ですね。「夜の果樹園」が一番らしい一遍かな。個人的には、ピンクの廟のなんとも憎めない魔神が良かった(笑) 被害者(?)の女の子達も、通りがかりに投げキッスをするとか、柔らかい雰囲気があるのも良い。トイトイ様、ヤニューなど、謎のままな存在は他の作品に絡んできたりしないかなぁ。
読了日:6月9日 著者:恒川 光太郎


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