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2009年8月 4日 (火)

7月の読書メーター

冊数は多めですが、絵本とかの再読があるので実際にはそんなに多くは読んでないです。
「ぼくと、ぼくらの夏」がピカイチで、「配達あかずきん」「死神の精度」が次点かな。



7月の読書メーター
読んだ本の数:14冊
読んだページ数:2521ページ

偶然の祝福 (角川文庫)偶然の祝福 (角川文庫)
タイトルとイラストに惹かれて購入したのですが、内容的にはイラストや背表紙のあらすじから想像していた物とはかなり違っていました。主人公・私の精神的な部分での表現が多いため少しわかりにくい箇所もありますが、程度の差こそあれ誰でもこういう部分ってあるんじゃないかなと感じさせられます。最後の「蘇生」がいろんな意味で一番印象に残る話だったと思います。最後の「アポロ」を見て、素直に「良かった」と感じました。
読了日:07月30日 著者:小川 洋子

犬ですが、ちょっと一言 (ハヤカワ文庫 NF (112))犬ですが、ちょっと一言 (ハヤカワ文庫 NF (112))
原題は「ジョーの世界」ですが、私はこの邦題に惹かれて購入しました。なんか、邦題の方が興味をそそられますよね。読み終わって思ったのが、この作品はブログを読んでるみたいだなということ。ちょとアルコール好きのゴールデンレトリーバー・ジョーが、日々の生活の中で思った事や、他の動物(ネズミやゴリラ、果てはミミズまで)から聞かされるぼやきをまとめた日記というスタイルになっていて、まさにブログ。動物の愚痴とかは結構辛辣で面白く書かれていると思います。
読了日:07月28日 著者:ミュリエル・ドビン

ハートブレイク・レストラン (光文社文庫)ハートブレイク・レストラン (光文社文庫)
この作品はあらすじからもわかるようにバロネス・オルツィ「隅の老人」のオマージュです。ファミリーレストランの奥の席にひっそり座っているお婆ちゃんが、客が話す不思議な話をたちどころに解決してしまいます。そして、「隅の老人」と同じく、そのお婆ちゃんにも秘密が。その秘密を受け入れられるかどうかは人によるかもしれません。全体として面白かったのですが、私はどうしてもハルさんの口調に最後まで馴染む事ができませんでした。ほんとに好みの問題なのですが…。
読了日:07月21日 著者:松尾 由美

いけちゃんとぼくいけちゃんとぼく
映画が良かったので原作も読みたくなって購入。なるほどこの描写がああいう構成で映像化されたんだとか、映画との対比が先にたってしまい、作品を楽しむという状況にならなかったのが残念。でも、改めて映画が良かったと思えたので、これはこれで買ってよかったかな。
読了日:07月18日 著者:西原 理恵子

配達あかずきん―成風堂書店事件メモ (創元推理文庫)配達あかずきん―成風堂書店事件メモ (創元推理文庫)
6編収録されており、最初の「パンダは囁く」を読んだ段階では、冒頭の客の言葉から本を推測するシーンは良かったんですがそんなに面白いとは正直思いませんでした。ところが、2話目「標野にて 君が袖振る」からガラリと印象が変わり、一気に惹きこまれました。無理を感じる部分もありますけど、とても良い話で読みやすく、受ける印象がやわらかいのが良いですね。特に、4話目の「六冊目のメッセージ」が良かったです。優しさがあふれていて、紹介されていた本を読みたくなります。
読了日:07月16日 著者:大崎 梢

漫画で蘇る 星の王子さま (クラッシックCOMIC)漫画で蘇る 星の王子さま (クラッシックCOMIC)
「星の王子さま」は昔から語り継がれている名作ではありますが、ちょっとわかりにくい表現や発想もあると思っていました。この作品はその部分をうまく補ってくれていて、導入には良いと思います。イメージとして直接感じられるのも良いような気がします。
読了日:07月14日 著者:サン=テグジュペリ

星の王子さま (岩波少年文庫 (2010))星の王子さま (岩波少年文庫 (2010))
たまだまさお氏の「漫画で蘇る星の王子さま」を買ったので、合わせて原作の方も読み返しました。昔から語り継がれる名作だとは思うのですが、やはりそのままだとわかりにくいのも事実だと思います。王子の発想とかね。漫画版はうまくまとめてあって、導入には良い印象でした。やっぱり「ゾウを飲み込んだヘビ(ウワバミ)」が一番印象深いシーンですね。
読了日:07月14日 著者:サン=テグジュペリ

オバケちゃん (1980年) (講談社文庫)オバケちゃん (1980年) (講談社文庫)
「いけちゃんとぼく」の映画を見たもので、なんだか久々に読みたくなって本棚をひっくりかえしてしまいました。再販版も出ているのですが、やっぱり小薗江圭子氏の絵が良いですね。くもの糸のコップとか、子供の頃うらやましかったです(笑)
読了日:07月13日 著者:松谷 みよ子

くまの子ウーフ (ポプラ社の創作童話 11)くまの子ウーフ (ポプラ社の創作童話 11)
教科書で好きだったお話。店頭で見つけて思わず衝動買いした物です。この作品も時々読み返したくなります。ウーフが良い感じに子供っぽいのが微笑ましいです。この作品を読むと思い出すのが、モスクワオリンピックのマスコットキャラクター・こぐまのミーシャです(笑)
読了日:07月12日 著者:神沢 利子

るすばん先生 (ポプラ社文庫 A 3)るすばん先生 (ポプラ社文庫 A 3)
小学生の頃に買って、いまだに大好きな1冊。ちょっと沈んでる日とかにふと読みたくなります。最初に買った物はカバーが無くなってボロボロになってしまっていたのですが、先日オークションでなかなかの美品とめぐり合う事ができました。これも縁のような気がします。表題の「るすばん先生」も好きなんですが、私は「ちいばあちゃんとおおばあちゃん」が大好きです。この作品をきっかけに鉄道唱歌おぼえました(笑)
読了日:07月12日 著者:宮川 ひろ

僕が好きなひとへ―海がきこえるより僕が好きなひとへ―海がきこえるより
久々に再読。「海がきこえる」は小説も映像(映画じゃないんですよね)も大好きな作品。この1冊はちょっとした時間があればすぐに「海がきこえる」の雰囲気に浸れるので大好きです。
読了日:07月11日 著者:氷室 冴子,近藤 勝也

死神の精度 (文春文庫)死神の精度 (文春文庫)
人の死の可否を決定する"死神"・千葉が主人公という事は一貫されていますが、それぞれの短編は推理小説風であったり、ハードボイルド風であったり、果ては恋愛小説風であったりします。なぜ「風」なのかと言うと、人外の存在である死神が介入する事で、やはり普通の展開にはならないからです。それがこの作品の面白さだと思います。全編通して、死神である千葉が、人間の中では当たり前な行動や機微な言い回し・心情を理解できず、素直に疑問をぶつける下りは非常に面白いです。
読了日:07月11日 著者:伊坂 幸太郎

みんな元気。 (新潮文庫)みんな元気。 (新潮文庫)
SFのような、ファンタジーのような、哲学的でもあり、官能的でもある、まるでごった煮のような作品でした。文章がかなり支離滅裂ぎみで、突然時系列が飛んだり、パラレルワールド的にいろんな未来の姿が現れたりするもので、普通に読んでるだけで混乱します。句読点すら普通に打たれてないのがすごい(^^; でも、「みんな元気。」は、読みにくかったものの、描かれている内容は結構面白く、読み終えてしまえば結構楽しめた作品だったかなという印象でした。他2話は合わなかったです。
読了日:07月06日 著者:舞城 王太郎

ぼくと、ぼくらの夏 新装版 (文春文庫 ひ 7-5)ぼくと、ぼくらの夏 新装版 (文春文庫 ひ 7-5)
正直言えばミステリーとしてさほど目新しい内容でもないし、登場する人物がいかにもでちょっとバレバレな感じがしたりするのですが、青春恋愛部分の描写がかなりツボだったのでどんどん惹きこまれました。それだけに、ラスト近くになって春一がひとりで解決に動き出したあたりからテンション落ちちゃったかなという感じはします。最後にちょっとだけでも麻子との話を入れて欲しかったかも。解説を読んで驚いたのが、この作品が書かれたのが1988年だったという事。なんと20年も前なんですね。びっくりです。
読了日:07月02日 著者:樋口 有介

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