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2009年4月 3日 (金)

【Book】犬はどこだ

51wrdhvgel__sl500_aa240_犬はどこだ (創元推理文庫) 米澤穂信
春期限定いちごタルト事件の著者の作品だったので、ちょっとライトな感じをイメージして読み始めたのですが、かなり予想を裏切られました。
面白くなかったという訳ではなくて、予想外に重い結末になってしまったからです。

志望していた銀行員になったものの、突然の病気により退職せざるを得なくなり、地元に戻り無気力に生活していた主人公・紺屋長一郎。「こんや」だと思ったら、「こうや」と読むらしいです。
このまま何もしない訳にはいかないと、紺屋サーチ&レスキューという「調査事務所」を開く事にしたものの、行方不明の犬などを探そうかという程度の意気込み。
ところが、最初の依頼は行方不明になった女性を探して欲しいというものでした。

その依頼を受け、主人公の後輩である半田平吉、通称ハンペーを所員に加え、2つ目の依頼である古文書の調査と合わせて仕事を開始します。
この2人のやり取りなどを見ていて、なんとなく「相棒」を彷彿とさせられました。
だんだんと見えてくる真相に近づくにつれ、徐々に気力を取り戻していくように感じる紺屋を見て、なんとなく大団円を予想していました。
ところが、最後の最後で以外な真相が明かされ、予想外の結末に。
それまでなんだかんだと良い方向に向かっているような雰囲気だっただけに、突然ブッチリと切られた感じで、ちょっと、いや、結構フラストレーションが(^^;

ここで気になるのが、表紙に記載してある「THE CASE-BOOK OF "KOYA SERCH & RESCUE" [1]」の文字。
この[1]は…。続編出るのでしょうか。
まったくと言って良いほど綺麗には終わっていないので、仮に続編が出たとしたらどんな始まりになるのか非常に気になります。
そういう意味では著者の思う壺なのかもしれませんが(笑)

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コメント

「犬はどこだ」のラストはキツイですね。私も結構ダメージ受けました(w

古典部シリーズはライト寄りで楽しいですよ。もちろん米澤穂信らしさもしっかりと。

「氷菓」「愚者のエンドロール」「クドリャフカの順番」まで文庫化されています(現在は全て角川文庫から)。

投稿: とり | 2009年4月 8日 (水) 21時16分

とりさん、お久しぶりです(^^)

序盤のノリがそんな重い感じでもなかったので、かなり油断してました(^^;

「さよなら妖精」の評価が結構割れてたのでどうしようか悩んでたのですが、古典部シリーズがライト寄りならそちらを先に読んでみようかと思います。

最近ちょっと買いすぎて読むのが全然追いつかなくなってます(^^;
どこから消化しよう…という感じです(笑)

投稿: にゃんころ | 2009年4月 8日 (水) 22時13分

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