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2009年3月29日 (日)

【Book】2005年のロケットボーイズ

51pxf3wx2l__sl500_aa240_2005年のロケットボーイズ (双葉文庫) 五十嵐貴久
タイトルはロケットボーイズとなっていますが、実際に作成するのはキューブサットと呼ばれる小さな立方体型の人工衛星です。この編はあとがきを参照。

キューブサットについては、このあたりのサイトを参照するといいかと思います。
→ 東京大学 CubeSat プロジェクト

主人公は工業高校に通う通称カジシンと呼ばれる梶屋信介17歳。
ある事情で希望してなかった工業高校に入る事になってしまい不満いっぱいだったカジシンが、あるきっかけでキューブサットを作る事になるというストーリーです。
しかも、集まったメンバーはひとくせもふたくせもある奴らばかり。

まぁ、青春小説になりますので、失敗を重ねたりしつつも仲間と協力してキューブサットを作りあげていくという事になりますが、その過程が結構面白く描かれています。
カジシンの一人語りのような文章になっているため、最初はちょっと読みにくい感じでしたが、だんだん気にならなくなります。ただ、人によっては合わないかもしれない。
序盤はやる気のない男子高生バリバリで、めんどくさい、女欲しい、金欲しいという事ばっかりで、正直ちょっとうんざりな印象だったのですが、本格的に取り組み初めてから面白くなってきます。
もう、なんでこんなに悪い事重なるかなというくらい、色々たたみかけるようにトラブルが発生するのが、なんとなくお約束っぽくてわかってはいるものの、やはりドキドキします。

大きく、キューブサット大会に向けてがんばる編と、自分達で目標に向かう編の2つに分かれていて、やっぱり後半が盛り上がりますね。
適度にイヤなやつもいますし(笑)

この著者の他の作品もちょっと読みたくなります。そんな1冊。

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