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2006年11月 6日 (月)

サイレン

サイレンサイレン
劇場版サイレン見ました。
はっきり言ってしまうと、ゲームのSIREN好きな人にとっては世界観をぶち壊してしまった作品、映画としてもなんだか昔のホラー映画を見ているみたいで、かなりイマイチ感を拭いきれません(;´Д`)
ゲームの売りだった視界ジャックはたんなる別視点からの割り込みに成り下がっていて、視界の主が明かされる訳でも無く、まったく意味なし。昔のホラー映画でよくあった、クリーチャーの視界を割り込ませる古い手法を見せられてる感じでした。

屍人が出てきたと思ったら廃屋で襲われるパニックシーンで、屍人の状態がよくわからない。板壁の隙間から覗く目が怖いくらい。
個別識別できるレベルで接触のあった住人が化した屍人であっても、愚鈍で全然知性を感じられません。
ゲームで屍人と戦闘した人にとっては出来の悪いゾンビのように思えるのでは?と思うくらい、SIRENとしての屍人の恐怖はまったく感じることができませんでした。
SIRENを題材にして何を表現したかったの?と真面目に悩んでしまうような内容です(^^;

孤立した集落、不気味な宗教、愚鈍なクリーチャー、狙うように危険に飛び込んでいく主人公などなど、古典ホラーのポイントをパクって映画作りましたみたいな感じ。

1作品として、私はオススメできません。レンタルで観るならいいかな、というレベル(^^;
製作関係者はゲームのSIRENをやったことあるのかな。SIRENを面白いと思った人が作った映画とはとても思えない。

以下、かなり内容に踏み込むので区切り。

オチは、映像メディアとしては反則だと思います。映像として見せられていたことを否定されるってのは、ある意味観ている人を騙してる or 馬鹿にしてるとも取れるんでは・・・。
オチばらしの段階で、どんどん映像をさかのぼって真相を見せていくのはずるいですよ。そこまで布石なんて全然無かったんだし。(私が気付かなかっただけ?)

赤い海もサイレンも、結局あのシナリオだとほとんど意味ないんですよね。トリガーは別にサイレンである必要性なんてまったくありませんし。
「犬は神、生者は悪」のネタなんてモロにスティーヴン・キングのシャイニングのパクリだし、それに何の意味があるのか全然わからないし。タネ明かしはあったものの、結局最後までメイン部分に関係してこない(;´Д`)

ただ、いろいろ不満はあるものの、「劇場版としての」背景は個人的にはありかなと思います。
おそらく、赤い衣をまとった少女は人魚もしくはその関係者で、周期的に夜美島の住民に復讐しているという事なんだと思います。
この人魚というのは劇中に語られていた、島民に食われた人魚なんでしょう。
この辺はちょっとだけゲームSIRENと絡んでると言えなくもないです。

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