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2006年8月19日 (土)

ゲド戦記

見てきました。
あらすじは割愛しますが、原作としては1~4巻を読んでおいた方がいい内容です。

見ている時に何かモヤモヤした感じがあったんですが、エンドロールを見て解消。
この「宮崎吾朗版 ゲド戦記」は、ゲド戦記を原作に、シュナの旅を原案にして作られているんです。なるほど!
気づいてから考えると、世界の雰囲気がシュナの旅っぽいんですよね。世界観ではなく、風景とか街での奴隷売買とか、そういう部分がです。

で、その部分は置いといて、ゲド戦記としてはどうかと言うと、1巻~4巻で登場する主要人物、ゲド、テナー、アレン、テルーの4人をどうしても一緒に登場させたかったというのと、ゲド戦記の世界を映像化したかったんだろうなという気持ちが感じられますね。
ゲドとテナーはほぼ3巻、4巻のままですが、アレンはまったく原作とは別人ですね。
アレンには1巻のゲドが投影されていると思います。ただし、追ってくる影の意味が変わっていますけど。
テルーに関しては説明が無さすぎて、原作を読んでいない人にはまったくわからないんではないでしょうか。一応、ゲドが一言だけ布石を残してはいるんですが、それだけであのラストにつなぐのは苦しい・・。

私は原作も読んでたし、シュナの旅も知っていたので楽しんで見ることができました。内容的にはよかったと思います。ただし、ゲド戦記の映像化という意味では別物になっていると思いますけどね。
原作派がギャーギャー騒いでるのもわかります(^^;

私としてはこれはアリなんですが、全体を通して舞台であるアースシーに対する補足説明的な分部がほとんど無いため、原作を読んで無い人には非常にわかりにくいと思います。それがつまらなさにつながるんではないでしょうか。
アースシーにおける竜とはどういう存在なのかということすら説明がないまま進んでしまうため、冒頭での竜同士の食い合いやラストの分部が「?」になってしまうような気がします。
お城のシーンでちょっとだけ詩による説明がありますけど、あれでどれだけの人が理解できるのか疑問(^^;

原作を読んでいると楽しめるシーンが随所にあって、監督はほんとにゲド戦記が好きで原作読んだ人に見て欲しいんだろうなと思わせられる反面、原作とは全然別物になっているため原作派から反感を買うという、なんとも皮肉な作品に仕上がってしまっていると思います。

私は良かったと思います。DVDも買うでしょう(笑)

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