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2006年4月 4日 (火)

昭和天皇と鰻茶漬

昭和天皇と鰻茶漬 陛下一代の料理番 文春文庫 谷部金次郎
昭和天皇と鰻茶漬 陛下一代の料理番宮内庁大膳課で和食を担当されていた谷部金次郎氏の回想録といった感じの1冊。
丁寧ながらもやわらかな文章で読みやすいです。
昭和天皇・皇后両陛下とのエピソードや、好まれた料理など、報道などではなかなか知る事のできない一面が描かれていて非常に面白かったです。

ある宮中の会でてんぷらを担当した谷部氏が、初めて昭和天皇から声をかけられ、失敗なんて考えられないほど揚げなれていたはずのてんぷらを緊張のあまり失敗してしまったというエピソードがとても印象に残りました。
氏は、その時感じた陛下のえもいわれぬ威厳に、生涯このおひとりにお仕えしようと誓ったそうです。
この話を読んで、ああ本当にこういう事ってあるんだなと、ある意味感動しました。
日本の戦国時代や三国志などの小説で、やはり英雄と呼ばれる人の人柄や風格に魅せられるというエピソードがありますが、こういうのってなんかいいですよねぇ。すごく好きです。

私は特に天皇陛下を熱烈に敬愛したりとかそういう思想や感情を持っている訳ではないのですが、昭和天皇は私が生まれた時の天皇陛下であったという事と、祖父母がものすごく敬愛していた姿を見て育ったという事もあって、(こんな言い方は失礼にあたるかもしれませんが)なんだか遠縁の祖父というような、親しみというか愛着というか、そんな感情がありました。
やはり天皇陛下というと、パッと頭に浮かぶのは昭和天皇のお姿でしたね。

そんな私ですから、この1冊はとても面白かったです。オススメというのは難しいですが(^^;

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